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ケアボランティアツアー 18 December 2016 タイ パバナプ寺

 

今年最後のケアボランティア。
今回は、タイでは短い乾季用の防寒着と、生活必需品をお届けできました。そして、ケアボランティア(ヘアーカット、ひげそり)を行いました。 今回も、ボランティアさんたちにご協力いただきながら訪問することが可能になりました。どうもありがとうございます(^。^)y- 乾季は、ふだん湿気と暑さになれている方々にとっては容体が急変しやすい時期。 元気だった方が寝込んでいたり、亡くなられている方もいました。 どうぞこれ以上おつらい思いをされませんように☆



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          気温が低くなると、風邪をひきやすい彼女には
           マフラーと毛糸の帽子をお渡ししました。


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            老眼鏡の度数があってるかチェック中!
          視力の衰えが著しく、少しまえにお渡ししていた
          メガネもすぐにあわなくなってしまいます。


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         もう何年も尿道にカテーテルを使用している彼女は、
         たまに菌に感染し、高熱をだして具合がわるくなる
         ことがあります。
         今回も長くかかってしまい、まだむくみがとれません。


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             具合がわるいはずなのに、この笑顔♥
           訪問客がくるのがとてもうれしいといいます。
           王様の喪に服して、白と黒にしてるそうです。


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                これがいいんじゃない?
                コメディアンみたいだよ!
           花柄のフレームでちょっとおどけてみました。


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          筋力の低下でずっと横になりっぱなしだった彼は、
          入所当時よりずいぶんと落ち着いたようです。
          でも、視力が衰えていると感じていると、今回は
          メガネをお望みでした。


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         彼はエイズ脳症で、半身が麻痺になり、言葉も失い
         ました。しかし、あー、うーと声をだして一生懸命
         伝えてくれるので、コミュニケーションには大して
         支障はありません。


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         ちょうどお昼ごはんの時間だったので、食事の介助を!
         彼は、光は感じられるものの視力を失ってもうずいぶん
         になります。


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            にぎにぎと、マッサージをしてくれます。
           握力が強くてツボを知っている彼のところには
           よくマッサージして!とくる人がいるため、
           マッサージが喜んでもらえることを知っています。
           ありがとう!の気持ちをこめてモミモミ☆


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                 くつをお試し中。
            クロックスタイプは、ぬれてもすぐ乾いて
            はきやすいため、人気です。


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    HIVに感染して症状がでて僧侶としてのお勤めが困難なため、他の寺から
    療養にきている僧侶がおふたりいます。
    病人としての滞在なため、他の一般の患者さんと同じ病棟にいて、一切の
    公な僧侶としてのお役目は行いません。


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         中国籍の山岳民族の彼は、もうずいぶんと長い滞在
         になります。はじめはタイ語も話せませんでした。
         中国にはもう帰れないといいます。


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            ひさびさの再会にふたりとも大喜び♥


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          年々寒がりになっていくという方にマフラーを。
          昨年さしあげたジャケットを着てくれていますが、
          洗濯をしないのでけっこう汚れが目立ちます。


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           ジャージタイプの長袖が気に入ったようです。
        ご本人がご希望のものを一緒に選んでお持ちいただきます。
        もしちょうどのものがない場合は、次回お探ししてお渡し
        します。


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           あたらしくきたばかりの彼はムードメーカーで、
           ちょっとからかい気味に声をかけたり、みんなで
           歌える歌をギターをひいてくれます。


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            さっぱりとうんと短くしたい!とのこと。
        指がうまく使えず、身だしなみを整えることにどんどん
        関心もなくなっていきます。
        エアコンがなく洗濯機をもなくては、特に熱帯で清潔を
        保つことは健康な状態であっても労力がいります。


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               冷えるから髪はそのまま。
               ひげそりだけにしました。


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         はじめてのヘアカット!と、ボランティアのようこさん。
               はじめてとは思えません。
             とても丁寧にしていただきました♪


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       体はいい状態なのに、何もする気がなくてただ1日横になって
       いることが多い彼は、シャワーもさぼりがちで髭も髪ものびっ
       ぱなし。
       でも、いつも気がつくと順番待ちの列にいるんです。


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          何も言わないのに、何かできることはないかと
          自然にお手伝いしてくれるんです。
               いつもありがとう♪


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        自力で動けなくなってしまうと、こわばって痛みがでたり
        疲れもぬけなくなってしまいます。
        マッサージはどの方にもとても喜ばれています。


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         高熱でうなされている方がいました。
         ついこの間まで元気で食堂で働いていた彼女が、
         げっそりと瘠せて息もたえだえに。

      あまりの具合の悪さにつらくてつらくて、精神的にもダメージが
      大きいようです。ぼろぼろと涙がとまりません。

      はじめは彼女のだんなさんが入所され、数か月後に彼女と幼稚園
      に通う娘さんが一緒に家族用のバンガローで暮らすようになりま
      した。
      だんなさんはずいぶんと元気になって、ばりばりとお寺の仕事を
      しています。

      彼女も感染しているとは!
      彼女はラオスの方なのでタイでの低コストの医療がうけられない
      のです。それでもこの寺にくらす方へのプロジェクトで特別枠も
      ないわけではなく、近々病院にもいけることになるそうです。

      食べても、もう味がしなくて何も口にしたくないといいます。
      それでも、好きなものがあったら持ってくるよというと、ぶどう
      がたべたいなー!とのこと。



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          2か月前から全く視力を失ってしまいました。
          あんなにがんばって歩いていたのに、ほとんど
          ベッドにいるだけになってしまいました。

       チェンマイにいる自慢の息子さんの話をよくしてくれました。
       頭もよく仕事もがんばり、とても親孝行。たまに会いにきて
       くれるその日を楽しみに過ごしていました。
       でも、目がみえなくなる前に息子にひと目あっておくことが
       できなかったと涙する姿におもわず涙がこみあげてきます。



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                 毛糸のぼうし
     この時期のタイでは、毛糸の製品がマーケットにずらーっと並びます。
     私たちのように秋や冬に慣れ親しんでいると、半袖のシャツで気持ち
     いいくらいですが、季節感のとぼしい国で育った方々はちょっと嬉し
     そうに冬の防寒着を楽しんでいます。



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             ふわふわもこもこの靴下とマフラー
          ソフトであったかいタイプは、人気があります。



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                  ジャケット             
       乾季用に防寒着を20着用意しました。
       えっ!熱帯のタイで?と驚かれるかもしれませんが、乾季の
       ロッブリーでは強い北風がふいて手先や足先が冷えます。
       運動があまりできない状態で抵抗力がさがっていると、ふと
       した風邪から致命傷になることもあります。



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                  シューズ    
       病棟では、靴底がすべりづらくてかかとにベルトがついて
       いるタイプでのほうが安心です。



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        メガネ(近視、遠視、サングラス)     
      老眼鏡は日本から運びますが、近視用メガネはタイで調達します。
      メガネチェーンも人気です。            
      手に麻痺や硬直があるとどうしてもメガネのつるを折ってしまっ
      たり、落としたりと長くもちません。
      なかには、ベッドサイドに置いておいたら盗まれたという方も
      います。そのため、大量に補充が必要になります。



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         今年にはいってからずっと工事していた食堂が完成!
        結構広くて、こどもたちの集合場所やワークショップにも
        使われていました。ひざしが強いので、日よけがあって風
        通しのいい場所ができてよかったね♪



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お母さんが入所していたため、セカンドプロジェクトの子どもの家(バーンデック)で幼少
の頃から暮らしていて、学校が休みの日はお母さんのいるパバナプ寺の病棟にきていました。
甘えん坊で、ベッドが狭いのにきゅっとお母さんにくっついているのが大好きでした。

小学校に通う頃は、絵をかくのが好きで、本をよく読んでいて、ミヒャエルエンデの【モモ】や【ネバーエンディングストーリー】のタイ語訳の本をプレゼントした時にはとても喜んでいました。
中学から高校の頃は、お寺の啓蒙活動の一環で子どもたちのHIVバンドで、ボーカル担当。
澄んだ歌声はとても力強くもありました。
高校を卒業すると寺をでて、ショッピングセンターにあるタイ料理屋さんでウェイトレスとして仕事もしていました。ボーイフレンドもできて青春を楽しんでいるようでした。子どもの頃の面影はあるものの、すっかりお姉さんになっていたので偶然ばったり出会った時にはびっくりしました。

とても楽しそうにしていたのに、2か月後くらいに、お寺に戻ったというメッセージが届きました。泣いている子のステッカーもあります。
あとでわかったのは、結核に感染してあっという間に亡くなられたとのこと。
まだ20歳でした。いまは大好きなお母さんと一緒かな。ご冥福を祈ります。



いつもながら、お寺のスタッフの方々、ボランティアさん、入所者のかたがた、
ご寄付などで応援してくださるみなさまのおかげで今回も無事におえることが
できました。
どうもありがとうございます\(^o^)/