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タイ クロントゥーイスラム 保育園 ROC1-2-3 視察&寄付



HUG&SMILEでにお持ちいただいたリサイクル品、乳幼児や小学校くらいまでの子ども関係の【ちょうどいい】寄付先はないかと探していました。【ちょうどいい】というのは、それを喜んで活用してくださるということですが、こちらなら是非関わらせていただきたい!と思える施設がようやく見つかりました。

クロントゥーイ スラムの保育園でROC1-2-3(ロック ヌンソンサーム)は、パンフレットやウェブサイトもなくあまり知られていない小規模の保育園です。

基本的には、両親がいないか、両親に何か事情があって祖父母や親戚に預けられている赤ちゃんから小学生就学前までの子が60名ほどが通ってきています。

建物は簡易的で、ずっと入口があけてあります。扇風機がいくつかついていますが、エアコンはひとつもありません。
施設の周辺はバラックのような建物ばかり。常に汚水が流れていて、あまりいい環境とはいえませんが、保育園の建物は古びているのによく掃除されていて清潔で、手がかけてあります。

8時スタートで15時までが。ランチとおやつをだしてくれますが20バーツ(60円ほど)の実費をもらっていますが、支払えない場合や、親が一緒に暮らしていても預けたいという場合も引き受けているといいます。
子どもたちもとても先生になついていますし、ひとりひとりのことを把握して大事に育てている印象が強いです。
なんと!夏休みなどの学校が長期休暇の時期も子どもを受け入れているそうです。


          

        保育園のすぐ手前の路地
        のんだくれやドラッグ常習者が倒れていることもあったり、
        特によそものは夜出入りしないほうがいい地域といいます。


             

         とはいえ、訪問の際には保育園の先生に連絡をいれて
         おくと迎えにでてくれるので安心です。
         寄付のものは大袋にまとめてしまったのでかなり重く、
         持ち込むのに雨だと運べるだろうかと心配していまし
         たが、近隣の方たちがお手伝いしてくれました。

          

         窓も充分にあるはず。
         ぎらぎら晴天の昼過ぎだというのに、電気をつけても
         薄暗いのはなぜだろう。


          

          おもちゃはござをひいてその上で遊びます。
          先生が声をかけると、おかたづけがはじまります。


          

             いつもよく生理整頓されています。
             タイではなんともめずらしい光景!


          

         こども服、くつ、おもちゃ、バッグや文房具をお持ち
         しました。(大袋8つ)


             

         ふくろをあけてその場で先生たちがひとつひとつ手に
         とって、これはあの子にぴったりのサイズね!と選ん
         でくださいました。


          

         そして、該当する子が多い服や靴、おもちゃだと、
        【だれかこれ欲しい子はいるかなー?】とオークション
         のようにふりわけていきます。
         こどもたちも大喜びでした!


             

            男の子はやっぱり車がすきなんですね!


          

              またくるねー!\(^o^)/


HUG&SMILE の支援先は、こどもたちの施設でも、HIV孤児、父母に捨てられてしまった子、スラムにある幼稚園と保育園とそれぞれ異なる事情によるこどもたちがいます。
スラムのこどもたちへの支援はまだ1年半ほど不定期でしか行なっていませんが、一番最初に幼稚園を訪ねたときはこどもたちの様子に驚いたことを覚えています。

子どもの個性はそれぞれですが、みなおしなべて快活です。初対面でも人みしりせず、走ってきて抱きつく子もいて最高の笑顔を見せてくれます。まぶしくてまぶしくてなんてかわいいんだろうとただただ愛しい。
HIV孤児や孤児院の子どもたちの中にもそういう子がいないわけではありません。ただ、ほとんどは大人との距離があり、顔には表情が乏しくて戸惑いがみえます。それが、一緒に過ごす回数を重ねて時間が癒し薬となって働き、ようやく信頼が芽生え、いのちが強くしなやかに育ちます。

スラムの子どもたちは高い失業率と貧困のなか、犯罪や麻薬、アルコール依存症や自殺などが多発する傾向にある地域に暮らしており、非衛生的な環境のため伝染病が流行していることも多く、将来に希望がもてず非行に走る確立も高いという現実もあります。
多くの課題はあるとしても、親や親戚などの保護者と共に暮らしているということがどれほどの助けになっていることか!あたりまえだと思ってしまいがちだけれど、やはりありがたいことなのだ。問題が多数あるとしても、保護者がいるのといないのではこんなに違うのですね。
それにスラムは、都市の他の地区が受けられる公共サービスが受けられないほど荒廃状態にある状況のもと、地区の人々の結束がより強固になって助け合いの体制が強まることもある。