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【活動報告・参加者の体験談】 ケアボランティア (Wat Phabartnampu) 11 and 18 October 2015

    11 and 18 October 2015 Care Volunteer Tour (Wat Phabatnampu)


代表者が病気療養のため、やむなく財団を休業しておりましたが、おかげさまでなんとか2015年10月より活動を再会することができるはこびとなりました。思いがけない状況にもかかわらず、本当に多くの方々からのご協力とご支援により現在の動きが可能になりました。いくら感謝してもしきれません。どうもありがとうございます。

待ちこがれていた1年2か月ぶりの慰問は、再開を首をながくして待っていてくださった以前ケアボランティアの経験のある方々での訪問になりました。
寺に滞在している人々は、ボランティアさんのことも覚えていて、【またきてくれたの?首をながくしてずっとまってたよー!】と、大歓迎でした。
そして、休業中にもかかわらず、多くの方々にお持ちいただいたリサイクル品もお届けさせていただきました。提供していただいたみなさま、仕分け作業および、補修をお手伝いいただいたボランティアさんどうもありがとうございました。



18 October, 2015
一週間前に訪問した際に、以前物資を調達していた際のものがほとんどが生活必需品であったため、比較的すべらない靴底のくつはすべって危険が伴い、腰痛防止バンドは垢で真っ黒に。
右半身に麻痺と硬直がある子に用意したブラジャーは、肩ひもが切れてほつれだらけの布きれになっていました。一日も早く届けてあげたいけれど予定や体力的なことを考えると難しくなっていたのが、サポートしてくださる方がいて、2週続けての訪問が可能になりました。
今回のケアボランティアでは、リサイクル品(男性服、女性服、バッグ、小物、ぬいぐるみ、アクセサリー、ストール)、くだもの、本、ゼリー飲料、おかゆ、麺、タオル、インヘイラー、タイガーバーム、肉まん、タマリンドの砂糖づけなどをお届けしました。


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雨季おわりの大雨がふりつづくこの時期、雨がふることも覚悟していましたが、お天気にも恵まれる一日となりました。



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着工から2年以上かかって、ついに工事が完成した病棟は、2階建てで現在70名ほどの重症および軽症の方々がすごしています。以前よりも風通しがよくてずいぶんと過ごしやすくなったそうです。



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寺につづく道の入口にある、日曜日の朝だけにでるマーケットで、旬の新鮮なフルーツ(ロンコン12kg, ソムオー8個)を購入しました。



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    タイは一年中様々なフルーツにあふれています。みんな大好きで、いつでも大歓迎!



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     いぇーーい! ひさしぶりにあっても、笑顔で通じてしまうよね!!



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みなさまからお預かりしたリサイクル品。ご本人に必要なものを選んでもらいました。
今回は重症病棟の方々中心にお配りしました。広げるのにちょうどいい場所が見当たらなか
たため、カートで運ぶことに。



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(左)大きなサイズの袖なしのシャツがご希望でした。
糖尿の数値がぐんとあがり、1か月ほど入院していた彼は、もう病院などこりごり!やっぱり寺が恋しくてはやくかえってきたかったと話してくれました。

(中央)以前もっていった靴の底がすりへってツルツルすべるようになっちゃってたので、ちょうどよかった!傷やむくみなどであわなくなることもあるので、ぴったりよりも少し余裕があるサイズで。

(右)食欲がなくて食べられないときにちょっと軽く口にいれられる、はるさめタイプのママーが好きな僧侶。多めにお渡しすると、まわりの人に【いるひとはー?】ってシェアしてくれます。お寺で僧侶に喜捨するときと同様に黄衣と同じ色の布の上にのせて、タンブンの品として受け取ってくださいます。



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(左)人恋しい彼にはぬいぐるみを。タイの人は、オトナでもけっこうぬいぐるみを喜んでくれるんです。アイマスクもすぐに汚れてしまうので新品を。

(右)目がみえないけれど明るくて人気者の彼には、声のでる猿のぬいぐるみを!首にまいて音をだしてはけらけら笑う姿にまわりも思わず一緒に笑ってしまいます。



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(左)伸び放題になってしまった髭は、あちこちを向いていてシェーバーにからんでしまってうまくそれません。3人がかりで、髪をきり、ひげをそり、爪をきります。

(中央)ずっと髪を切ってもらうのを待っていたけど、これからは乾季にはいるから、前髪だけ切ってくれたらいいかなという彼女に、ご要望の日本人スタイル!とのことで前髪をぱつんと切りました。

(右)女性は僧侶にふれることはなりませんが、具合が悪いときは看護師とみなして身の回りのお世話をさせていただくことが可能です。タンブンでいただいたオレンジジュース。自分で飲もうととっておいたはずなのに、さっぱりしたよ!と、お礼にみんなにもってきてくれました。
 


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(左)手の力がなくなると爪切りのばねが意外と難しくて使えなくなってしまうため、伸びっぱなしに。寝たきりの方の爪をきります。

(右)手の力があっても、身だしなみを整えることに興味がなくなってしまう人もいます。



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(左) HIVにかかってほんの2年ほどでエイズ脳症にかかり、半身不随になってしまいました。家族は面倒をみることができなくなり、寺へ預けましたが会いにくることはありません。
バンコクにすむ親戚の方が気の毒に思って、時間があると通ってきているとか。食欲があるので、大好物の魚の揚げ物を差し入れにもってきていました。そして、まわりのベッドの患者さんにもふるまい、「どうか、この子のことよろしくね!」と声をかけていかれます。

(右) 恋人が会いにきてくれて、とっても嬉しい日に!



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ロッブリーまでの途中にあるドライブインにあったロッティサイマイ(アユタヤ名物で、絹糸状の砂糖をクレープでまいた素朴な甘いお菓子)という昔からあるスィーツをみて、【これなら小さい頃から食べ慣れていてタイ人が大好き!】と、差し入れをすすめてくれました。
60人分まくのはけっこう大変ですが、それでも、こどものように喜ぶみんなの姿を見るとうれしくなってしまいます。「ぼく糖尿なんだけど、好きなんだよなー」とか、「なつかしいなー!」などといいながら、大人気ですぐになくなってしまいました。



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(左)バンコクのタイ式マッサージ店 At Ease は、ケアがよく、上手なマッサージ師さんがいると誰もが知る人気の有名店ですが、33/1店のマッサージ師さんたち20数人より、パバナプ寺の方々のためにご寄付をいただきました。ー日常のなかで喜捨する習慣のあるタイの方々ー こういった機会があればみんなで一緒に協力したいとのお申し出をいただき、1350バーツお預かりしました。(うち、フルーツに850バーツ、あとは、お寺に寄付させていただきました)

(中央)P-sai さんの故郷の方々からと、お店のマッサージ師さんたちからのご寄付

(右)フルーツを配るときに、マッサージ師の方々からの寄付で購入したことを伝えると、お寺にタンブンにきたビジターたちが持ってきてくれたケーキやドーナツがあるけれど、もういっぱいで食べられないから、寄付してくれたマッサージ師の方々にぜひ持っていってほしいとお預かりしました。
 



☆ボランティアさんの体験談(代表者)
今回初めてエイズ寺のケアボランティアに参加しました。施設の広さと店などがあり一つの村のようになっていて驚きました。そして、患者さんの多さと環境に最初少し戸惑いました。
陽気な人、内気な人、フレンドリーな人と人それぞれの性格があり、様々な事情があるのかなと思いました。時間が経つに連れてみなさん話してくれて表情も優しくなっていきました。髪を切ったり、爪を切ってあげて嬉しそうにしている姿を見てやって良かったと思いました。物をただあげるだけでなく、少しでも触れ合い理解することが大切なのかなと思います。また、会いに行きたいです。(Ms.T)

約1年ぶりのお寺の訪問、わ〜!久しぶり〜!と歓迎を受けとても嬉しかったです。みなさん話したい事がたくさんあるようで、まだ来ないの?とおひとりずつご挨拶するだけでもあっという間に時間が過ぎてしまいました。午後からはケアで散髪、この前来た時髪を切ってくれた人だ、今日もよろしく頼むよ。と覚えていてくださった方も。気が付けば散髪待ちの方々が並んで座られている中、限られた時間の中で一人でも多くの方にサッパリして頂きたくて無我夢中で散髪しました。
終わった後はドッと疲れを感じましたが、みなさんからパワーを貰って気持ちはフル充電!また近いうちに会いに行きたいです。(Ms.T)